長岡京の「水」

地下水の今vol.1

現在、長岡京市の水道水の約半分は地下水です。
地下水は、河川水のように大量のコンクリートを使って遠くから運んでくる必要もなく、
高度な浄水処理も必要ありません。また、渇水にも強く、すぐれた水資源といえます。

地下水と府営水の水質

長岡京市の水道は、2000年10月に府営水道が導入されるまでは、地下水100%でした。
夏冷たく、冬あたたかい、そしておいしい地下水を、私たち市民は愛してきました。

1976年には「地下水は公水(市民みんなの水)」と定め、一定規模以上の井戸の設置は許可制とし、
取水量の報告義務を課す「地下水採取の適正化に関する条例」を議会の全員一致でつくりました。
また、「財団法人長岡京水資源対策基金」をつくり、地下水をくみあげる企業から協力金を徴収するなど、
党派をこえて地下水を大事にしてきた歴史があります。